はがれにくさを徹底追求! 動いてもはがれにくいボルタレン
医療用のボルタレンテープ発売から20年の時を経て、 ボルタレンEXテープは生まれ変わります。 接着力を強化して、動きにも強いはがれにくさへ。 なのに、皮膚への負担はこれまでと変わりません。 ボルタレンが誇る3つの作用が、痛みへしっかりアプローチします。
1. 鎮痛力
有効成分ジクロフェナクが 痛みと炎症のもとに働きます。
炎症が起きた患部では、アラキドン酸と呼ばれる物質をもとにシクロオキシゲナーゼという酵素が働いて、痛みの原因となる物質「プロスタグランジン」が大量に作られています。ジクロフェナクはこのシクロオキシゲナーゼの作用を妨げることによりプロスタグランジンの生成を阻害し、痛みをとり炎症を抑えます。
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組織がダメージを受けると細胞膜からアラキドン酸と呼ばれる物質ができて、細胞膜内の酵素(シクロオキシゲナーゼ)の働きによって痛みを起こす原因となるプロスタグランジンになります。このプロスタグランジンの作用により痛みや炎症が引き起こされます。
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ボルタレンの有効成分ジクロフェナクは、シクロオキシゲナーゼの働きを直接抑えることによって、アラキドン酸がプロスタグランジンになるのを防ぎ、痛みと炎症を抑えます。
※正式名称はジクロフェナクナトリウム
2. 浸透力
独自の製剤技術により有効成分が痛みのもとへ すばやく浸透します。
N-メチル-2-ピロリドンが皮ふ表面の角質層にわずかな隙間を作り、その隙間から炎症部位へジクロフェナクが浸透していきます。
3. 持続力
テープタイプは1日1回で効くので、 貼り替える必要がありません。
貼ると速やかに有効成分ジクロフェナクが浸透し、一定の濃度に保たれて、24時間持続します。
リニューアルしたボルタレンの
はがれにくさへのこだわりと技術
接着する力を高め、接着面積を増やすことで、よりはがれにくくなるように改善しました。 そのはがれにくさは従来のボルタレンEXテープの1.2倍! また、はがれにくいのに、皮膚への負担は従来のボルタレン EXテープと同等です。
1. 接着する力がパワーアップ!
膏体の成分の配合比率を最適化することにより、接着力が強化されました。
2. 流動性向上により接着面積が改善
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膏体の流動性を上げることで、膏体が皮膚に接着する面積が増え、皮膚により馴染むようになりました。
使用方法
- 汗などの水気をよく拭きとってから貼ってください。
- 接着面に空気などが入らないように肌に密着させてください。
- 最後に皮ふになじむまでしっかりと押さえてください。
ボルタレンテープは、クシュっとなっても元通り。 失敗してもキレイに貼り直せます。
POINT!
新EXテープ開発までの糸口
粘着性改善の技術はヤモリがヒントに!?
ヤモリはなぜ、窓ガラスや天井に貼り付くことができるのでしょう? その秘密は、手足の裏にある趾下薄板(しかはくばん)にありました。趾下薄板とは、超微細な剛毛からなる器官で、その先端は0.2〜0.5ミクロンの突起状。この極小サイズの突起が壁などの凹凸に接することで「分子間力」が生まれ、そのチカラによって、ヤモリはあらゆる場所に張り付くことができるのです。 そこからヒントを得て、ボルタレンは、膏体の流動性を高めて、皮膚の凹凸に入り込むよう設計しています。