ひどい肩こりや腰痛、打ち身や筋肉痛への対処などに、手軽に使えて便利な湿布薬や塗り薬。そんな身近な存在でありながら、正しい使い方や自分の症状に合った薬剤の選び方などについて、改めて教わる機会は少ないもの。 ここでは、痛みの治療やケアに精通し、患者さんの多種多様な悩みを解決しておられる整形外科専門医、井尻慎一郎先生に、皆さんから寄せられた‘‘素朴な疑問’'にお答えいただきながら、正しい使い方のヒントをご紹介します。
Q1
腰痛がひどいです。ベッドから起き上がるのもつらいような、強い痛みがあります。 外用消炎鎮痛剤にはいろんな成分があるようですが、私にはどのような成分が合いますか? (40代男性)
A.鎮痛作用にすぐれた第二世代の成分がおすすめです
Q2
つらい肩こりに悩まされています。湿布で対処していますが、襟元からはみ出て目立つので、 外出時に使うのはためらってしまいます・・・私に合うものはありますか? (30代女性)
A.痛みのある場所や、使用するシーンなどで使い分けると便利です
Q3
ジョギングやフィットネスが趣味だったのですが、最近はひざ関節が痛くて、動くのもおっくうです。 きちんと対処すれば、また以前のように趣味を目いっぱい楽しめるようになりますか? (60代女性)